もともとマンション派の私たちが、一軒家にシフトすることになったきっかけは、「コロナ禍」でした。
隣人との距離が妙に気になって、自分たちだけの安全地帯が欲しくなったのです。
いつでもゴミが出せなくなるとか、庭の手入れが面倒だとか、駐輪場に屋根つけられないかもとか､､､
面倒くさがりの私が、そんな事はどうでもよくなっていました。（恐るべし、コロナ禍！）
しかし、コロナ禍に慣れてきた最近は、やっぱり庭の手入れが大変だとか、回収し忘れたゴミが残っていることにため息をついたりして。「なんで戸建てにしたんだっけ？」と過去の自分を手繰り寄せること、数回､､､
そうそう、マンションを辞めた理由は、ひとえに「マンションの方が高いから」でした。
まず、ローン完済後もかかるであろう諸費用（駐車場・駐輪場、修繕積立金等）がびっくりするくらい高かったこと。年金で、これを払い続けるの？と。
そして、同じ金額ならもっと広い戸建てが買え、さらに土地は自分のものとなるではないかと。いつだったか大手分譲住宅の営業さんに言われました。同じ広さのマンションに住もうとしたら、一般的にプラス1000万円はかかると。そういう視点で見れば確かにそうだなと､､､
まぁ、とは言っても、欲しい家を買うのがイチバンですよね。例え狭くても、他の条件で気に入った物件なら良いわけです。うちの場合は、マンションはだいぶ見尽くしたけれど、これ！と思う物件には出会わなかったのです。こういうのもご縁かなぁと思ってしまいます。